3Dプリンターによる造形サービス

3Dプリンター 最速 造形サービス(3D データレスキューサービス)

自社所有の高性能3Dプリンターによる造型加工を受付中です。

材質は白色ポリカーボネート樹脂に限定されますが、
強度と耐熱性があり精度も高いので形状確認はもちろんのこと、
試作品レベルであれば、金属の代替品としても使えます。

造形品はネジを切る事もできますし、接着も可能です。
落としても割れないほどの強度がありますので、
そのまま完成品として使って頂くことも可能です。

データに不備がある場合は修正いたします。
データをこちらで作ってしまうことも可能です(有料サービス)

弊社の造型サービスの特徴は、プロダクトデザイナーやものづくりマイスターなど、
製品開発の熟練技術者によるサポートが可能なところです。

作られたデータはそのまま造形しても思った通りの形にならないことがよくあります。
3DCADデータも、見た目は完成できていても、ごく僅かに穴が空いていては、
エラーが発生して3Dプリンターでは使えません。

そして何よりもそのデータで量産することを念頭に置いて試作を行う場合、
耐荷重などの機械設計、耐熱性などの材料特性、量産加工の際の加工特性、
できれば試作段階において考慮しておくことで、あとのコストに大きく差が出てきます。

量産時には、金型からどこを掴んで取り出すのか、
ゲートはどこに持ってきて、それによるウェルドラインや引けやゲート跡など、
妥協すべき事項も最初に理解しておくことが必要だと思います。

弊社に造形を御依頼いただければ、その勘所もアドバイスをさせて頂けます。
高価な装置で高価な専用材料を用いるので、造形品の品質は間違いありません。
3Dプリンターの造形品でよく見られる反りやねじれも発生しません。

作ったものが反ったり、寸法が変わってしまっていると、
そのあとの開発では品質に影響します。

高価で高額な3Dプリンターで、あとの手間を省ける安心をお届けします。

料金体系

ポリカーボネートのフィラメントは1cm= 120円で計算いたします。

ただし、データによっては必ずサポート材が発生します。
こちらも1cm= 120円 ですが、これは形状によって使用量が変わりますので、
まずはデータを送って頂いて、お見積りをさせて頂きます。

また、造形の時間も費用の根拠となります。
試作品の形となるモデル剤と、立体構造を支えるためのサポート材が必要です。
こちらは完成すれば廃棄しますが、造形には必要なものです。

別途、設定やサポート材を除去する管理費用も発生します。

データの修正が必要であれば、その費用もお見積りに含まれます。

 

高性能な3Dプリンター

 

特長1 反りや変形がほぼゼロ、形状の安定性は抜群です。
特長2 高強度ポリカーボネート樹脂で破損知らず。
特長3 表面の筋目や、時々サポート材が樹脂に混ざります。

 

※1度に造形できる大きさは、355×254×254となっています。
ただし、ポリカーボネート樹脂は接着が可能なため、
形状に工夫すれば組み合わせて大きくすることが可能です。

動作の様子

 

 

藤川樹脂は、高性能3Dプリンター「Stratasys FORTUS 360」を導入しています。

FDM(Fused Deposition Modeling)と呼ばれる熱溶解製方式のタイプで、
ポリカーボネート樹脂を用いてそのまま造形することができ、強度と耐熱性に優れた試作品が完成します。
精度が高く、金属の部品の試作にも耐えうる強度で、衝撃にも強くて割れにくい素材です。
3Dプリンタは切削加工に比べて精度は劣りますが、費用が安価で仕上がりまでの時間は半分以下に短縮され、
あらゆる形状に対応できます。

 試作の比較表

  安価なプリンター 切削加工 弊社の3Dプリンター
製作コスト ×
製作時間 ×
精度 ×
強度 ×
材料 ABS PLA 選べる ポリカーボネート
メリット 本体価格が安く、材料も手に入れられやすい 指定された材料そのものを使える|精度が高い 短時間で精度、強度の高い造形物が得られる
デメリット 材料が限定され、素材によっては材料の保管が難しい 削る時間が掛かり、費用が高くつく 材料が選べない
薄肉の立ち壁は強度が落ちる