3Dプリンタ出力による試作
特長1 FDMタイプなので、樹脂の素材を活かせる。
特長2 高強度ポリカーボネート樹脂を使用
特長3 高精度、耐熱性に優れる
※1度に造形できる大きさは、355×254×254となっています。
ただし、ポリカーボネート樹脂は接着が可能なため、
形状に工夫すれば組み合わせて大きくすることが可能です。
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動作の様子
藤川樹脂は、高性能3Dプリンター「Stratasys FORTUS 360」を導入しています。FDM(Fused Deposition Modeling)と呼ばれる熱溶解製方式のタイプで、ポリカーボネート樹脂を用いてそのまま造形することができ、強度と耐熱性に優れた試作品が完成します。
精度が高く、金属の部品の試作にも耐えうる強度で、衝撃にも強くて割れにくい素材です。
3Dプリンタは切削加工に比べて精度は劣りますが、仕上がりまでの時間は半分以下に短縮され、あらゆる形状に対応できます。
試作の比較表
安価なプリンター | 切削加工 | 弊社の3Dプリンター | |
製作コスト | ○ | × | ○ |
製作時間 | ○ | × | ○ |
精度 | × | ○ | ○ |
強度 | × | ○ | ○ |
材料 | ABS PLA | 選べる | ポリカーボネート |
メリット | 本体価格が安く、材料も手に入れられやすい | 指定された材料そのものを使える|精度が高い | 短時間で精度、強度の高い造形物が得られる |
デメリット | 材料が限定され、素材によっては材料の保管が難しい | 削る時間が掛かり、費用が高くつく | 材料が選べない 薄肉の立ち壁は強度が落ちる |