3Dプリンター 出力サービス
樹脂プリンターの常識を超える高精度、特殊材料、産業用途に対応した3D造形サービス
3Dプリンターサービスの特徴
1. 業界最速の対応スピード
急な試作ニーズにも対応できる最速のスピード対応。ご注文のタイミングによっては当日発送も可能です。
2.最高のパフォーマンスを発揮するStratasys Fortus 380mc
ポリカーボネート樹脂を使用し、反りや変形がない安定した形状を実現。
高性能・大型3Dプリンター「Stratasys Fortus 380mc」を使用し、低価格プリンターでは実現できない高い精度を最速で提供。
3. 高強度・高精度のポリカーボネート造形
金属の代替としても使用可能な強度と耐熱性を持つポリカーボネート材を使用。
張り合わせることでより大型の造形品も可能で、タップによるネジ切りやヘリサートナットの封入が可能で、出来上がった製品はDDM(ダイレクト・デジタル・マニュファクチュアリング)と呼ばれる3D出力したものをそのまま実製品として仕様することも可能です。
出力サービスの強み
1. データ修正サービス
3D造形でよくあるのが、預けて頂いたデータい不備があって造形が出来ないというもの。
お客様でもデータは修正ができない、難しいということもよくありますが、こちらでは提供されたデータに不備があった場合は社内の専門チームが迅速に修正致します。
データの大きな改造は時間を要しますので有料サービスとなりますが、即対応が可能です。
2. 専門家によるアドバイスとサポート
樹脂の専門家とデザイナーが形状の強度やメンテナンス性を評価し、現状よりも最適な造形方法を提案。お客様のアイデアを完全に成熟させて実現します。
3. 細部までこだわった高品質
造形品は反りや変形がゼロ。高度な精度と耐久性を持ち、製品として使用可能な品質を提供します。経年劣化も少なく、いつまでも安心して保存頂けます。
サービス料金
•ポリカーボネート材料費:1cm³ = 130円
•サポート材材料費:1cm³ = 130円
•データ修正料金:必要に応じて発生
•管理費用(装置管理やその他の付帯業務): 10,000円
•造形費用: お客様のデータをもとに、自動計算いたします。
お客様の声・実績
私たちが提供する3Dプリンター造形サービスは、
多くのお客様の「困った」を「解決」へと導いてきました。
ここでは、これまでにご依頼いただいた実例と、それによって得られた成果をご紹介します。
1. 実機同様のモックアップ作成
「ポンプやモーターなどの部品を取り付けて実験を行う必要がありましたが、ポリカーボネート製の高精度なモックアップを依頼しました。実機と同じ条件でテストができ、プロジェクトの進行がスムーズになりました。」
実機に近い環境での実験が可能となり、製品の検証と改良が迅速に行われました。試作品の精度が高いことで、後の工程も滞りなく進めることができました。
2. 左右一対の製品の試作品
「手作業で作った片側の製品を基に、リバースエンジニアリングでデータ化し、3Dプリンターで左右非対称の試作品を製作してもらいました。部品を取り付けて動作テストを行い、不具合の有無を確認できました。」
左右一対の製品は、手作業では難しい精度が求められます。この事例では、リバースエンジニアリングと3Dプリント技術により、精密な対称製品を短期間で作り上げ、動作テストでの確認が可能になりました。
3. 展示会に出品するための実機と同等の造形品
「金型が間に合わなかったため、金型データを基にポリカーボネートで造形品を作成しました。成形品と同じ精度で組み立て、塗装を施して展示会に出品しましたが、量産品と見分けがつかない仕上がりでした。」
展示会などの厳しい納期にも対応。金型の遅れをカバーし、短期間で製品と同等の品質を確保したことにより、ビジネスチャンスを逃さず、クライアントの信頼を得ることができました。
4. 軽量化と迅速な納品が求められた固定用部品
「基板の取り付けベースをアルミからポリカーボネートに変更して作成していただきました。軽量化に成功し、納品も早く、プロジェクトがスムーズに進行しました。」
この事例では、材料の変更による軽量化が実現され、設置の負担を軽減し、納期も短縮。プロジェクト全体の効率を向上させる結果となりました。
5. アッセンブリ治具の製作
「手のひらサイズの製品の組み立て用治具を製作していただきました。部品点数が多く強度も必要だったため、金属部品を組み込んだ複雑な治具を作成していただきました。治具は操作性が良く、作業がスムーズに進みました。」
手作業が中心のアッセンブリ工程において、精度の高い治具は作業効率を大幅に向上させます。今回の治具は耐久性があり、頻繁な作業でも高いパフォーマンスを維持しました。
6. 嵌合わせのための削り込み用治具
「立体的なリブの形状調整が必要だったため、専用治具を作成していただきました。削り出しの際にポリカーボネート本体にアルミのガードを挟み込み、軽量で手に馴染む治具を使って、長時間の作業でも疲れにくい環境が整いました。」
複雑な形状の加工には、特化した治具が必要です。この治具は、熟練の職人に頼らずとも、誰でも正確な作業が行えるよう設計されており、作業効率の向上と疲労軽減に貢献しました。
7. カメラホルダーの形状変更と試作
「世界最小の1.0mm角のカメラを取り付ける予定でしたが、急遽1.5mm角のカメラに変更せざるを得なくなりました。すでに出来上がっていたホルダーのデータを新しいカメラに合わせて再設計し、3Dプリンターで試作していただきました。取り付けて不具合がないか確認しながら、最終的に完璧なホルダーを完成させることができました。」
よくある質問
Q: どのようなデータ形式に対応していますか?
A: step、iges、stlなどの形式が基本ですが、他の2次元データや写真やラフ図からも作図が可能です。詳細はお問い合わせください。
Q: 納期はどれくらいですか?
A: 午前中に注文確定後、すぐにデータの受け渡しを行って造形を開始、当日発送が可能となった事例もあります。
Q: 費用はどのくらい掛かりますか?
A: 加工するデータにもよりますので一概には言えませんが、無駄を省いた業務体制を取っておりますので、通常よりも安いというお声をよく頂きます。
※1度に造形できる大きさは、355×305×305となっています。
ただし、ポリカーボネート樹脂は接着が可能なため、工夫すれば組み合わせて大きくすることが可能です。
試作の比較表
安価なプリンター | 切削加工 | 弊社の3Dプリンター | |
製作コスト | ○ | × | ○ |
製作時間 | ○ | × | ○ |
精度 | × | ○ | ○ |
強度 | × | ○ | ○ |
材料 | ABS PLA | 選べる | ポリカーボネート |
メリット | 本体価格が安く、材料も手に入れられやすい | 指定された材料そのものを使える|精度が高い | 短時間で精度・強度の高い造形物が得られる |
デメリット | 材料が限定され、素材によっては材料の保管が難しい | 削る時間が掛かり、費用が高くつく | 材料がポリカーボネートのみ |