治具の設計・製作|取り出しチャック・位置決め・計測治具

取り出す。置く。測る。
現場の使い方から、治具を考えます。

製品を傷つけずに取り出したい。安定して置きたい。同じ位置で測りたい。藤川樹脂は、射出成形の現場経験を生かし、チャック・位置決め・計測治具の設計・製作をご相談いただけます。

構想段階からの設計も、今ある治具の改良も、図面に基づく製作も。対象製品と実際の作業を確認し、必要な部分から進めます。

治具の用途・構想を相談する →

こんなことで、お困りではありませんか?

  • 取り出し時に製品がずれたり、取り損ねたりする。
  • 製品を保持すると、傷や変形が心配になる。
  • 製品の形に合う受け台や位置決め治具がほしい。
  • 測定のたびに製品を支え直す手間を減らしたい。
  • 製品の変更に合わせて、今ある治具を改良したい。
  • 構想はあるが、形状や材料、製作方法が決まっていない。

製作事例:6個取り金型用の取り出しチャック

製品を傷つけず、小さな吸盤でも安定して保持する。

三角形のテープホルダーを成形する、6個取り金型用の取り出しチャックを設計・製作しました。成形し終えた製品を傷つけず、安定して確実に保持することを目指した治具です。

取り出しチャックの対象となる三角形のテープホルダーとテープを収めた状態
対象製品の三角形テープホルダー。製品の形に合わせて、取り出し時の保持方法を考えました。

製品の一部を受けの中へ導き、吸盤で保持する構造

製品の一部が筒状の受けの中へ入るように設計し、その内部に小さな吸盤を配置しました。製品を受ける形状と吸着を組み合わせることで、安定した保持につなげています。

6個取り金型に対応した取り出しチャックの全体。6か所の筒状の受けを配置
6個取りに対応した取り出しチャック。製品の配置に合わせて、6か所の受けを設けています。
取り出しチャックの受け内部に配置した小さな吸盤。製品の一部を受けの中へ導いて保持する構造
筒状の受けと内部の吸盤。製品の形に合わせた受け構造で、小さな吸盤でもしっかり保持します。

実際の製造現場での使用実績

約16,000回の取り出しで、
取り損ねによる停止は発生していません。

2016年8月に製作。使用開始から現在まで、このチャックの取り損ねによる停止は一度も発生していません。

※2026年9月時点の当社での使用実績。取り出し回数は概数です。

製品をどう受け、どう保持し、どう取り出すか。藤川樹脂は、形状と作業の両方を考えながら、現場で使う治具を設計します。

ご相談いただける治具

取り出しチャック・チャック板

対象製品の形状、取り出し姿勢、装置への取り付け条件を伺い、受けや保持部の形を検討します。重量、剛性、成形直後の製品温度なども確認し、製作方法を考えます。

置き治具・位置決め治具

製品を安定して置く、加工や組み立ての位置をそろえるなど、作業の目的に合わせて検討します。傷つきや変形に配慮し、置きやすさ・取り出しやすさも考えます。

計測治具・検査用保持具

測りたい箇所、測定の基準、使用する測定器、必要な精度を確認し、製品の支え方や位置決め方法を検討します。測定箇所へのアクセスや、保持による製品の変形にも配慮します。

使用条件に合わせて、材料と作り方を選びます

3Dプリンター造形を含め、治具の用途に合う材料・構造・製作方法を検討します。形状だけでなく、使用温度、力のかかり方、必要な精度、使用頻度、数量を確認して進めます。

既存の治具や取り付け部分を生かして、一部分だけを作り直すご相談も可能です。必要に応じて、試作で取り付けや使い勝手を確認してから、次の製作へ進みます。

3Dプリンター造形について →
設計・試作からのご相談について →

ご相談から製作まで

  1. 使い方と、困っていることを確認
    対象製品や現在の治具、作業の写真・動画・図面などをもとに、実現したいことを伺います。
  2. 設計・製作の範囲と費用を確認
    材料、構造、必要な精度、確認方法、数量、納期を整理し、お見積りをご案内します。
  3. 設計・製作し、使えるかを確かめる
    ご同意いただいた内容で進め、必要に応じて3Dデータや試作品で形状・取り付けを確認します。
  4. 使用結果を確認し、必要な調整を検討
    実際の使用条件で確認した結果を共有し、調整や追加製作が必要な場合は、その範囲と費用をご相談します。

「こんな治具がほしい」から、ご相談ください。

図面がなくても、対象製品や今ある治具の写真、手描きの構想図から確認できます。
何に使うか、何を改善したいか、希望する数量・納期をお聞かせください。

治具の設計・製作を相談する

具体的な設計・技術検討・製作は有料です。内容と費用を事前にご案内し、ご同意いただいてから開始します。お問い合わせの送信だけで料金が発生することはありません。

オンライン相談・秘密保持契約(NDA)に対応しています。NDAが必要な場合は、資料を送る前にお知らせください。