短納期のミニカー製作を支援。3Dデータからパッド印刷用治具を製作

製品用に作った3Dデータを、印刷工程にも活用。

納期の迫ったミニカー製作で、パッド印刷に必要な専用治具を3Dデータから短時間で製作。印刷工程を止めず、納品まで進めた事例です。

ご相談時の状況

ソーラーカーを再現したミニカーを短納期で製品化する案件では、成形品を作るだけでなく、車体表面へ模様や文字を印刷する必要がありました。

パッド印刷を外部へ依頼するためには、ミニカーを正しい位置に固定する専用治具が必要です。治具の準備に時間がかかれば、その後の印刷や組み立ても遅れてしまいます。

製品の3Dデータから治具を設計

ミニカー開発で作成した3DCADデータを、そのまま治具設計にも活用しました。

製品の形状に合わせて保持部分を設計できるため、現物を採寸して一から図面を起こす必要がありません。ミニカーを安定して固定でき、印刷位置を合わせやすい形に整えました。

3Dデータから製作したミニカーのパッド印刷用治具

パッド印刷用治具 01

形状の異なるミニカー用パッド印刷治具

パッド印刷用治具 02

3Dプリンターで短時間に製作

治具は、ポリカーボネート樹脂に対応した3Dプリンターで製作しました。印刷作業で繰り返し使用できる強度を確保しながら、切削加工や専用金型を使わずに必要な形を作っています。

印刷会社にとっては3Dプリンター製治具を使用する初めての試みでしたが、製品を正確に保持できることを確認し、実際の印刷工程に採用されました。

  1. 既存のミニカー用3DCADデータを活用
  2. 印刷位置に合わせた保持形状を設計
  3. ポリカーボネート樹脂で治具を造形
  4. 実際の製品を取り付けて保持状態を確認
  5. 印刷会社へ渡し、パッド印刷に使用
パッド印刷用治具にミニカー部品をセットした状態
印刷用治具にミニカーを固定した状態
別形状のミニカー部品を印刷用治具へセットした状態
パッド印刷を終えたソーラーカーのミニカー

結果

製品開発に使用した3Dデータを印刷工程にも生かすことで、専用治具を短時間で準備できました。その結果、パッド印刷を予定どおり進め、完成品の納期を守ることにつながりました。

藤川樹脂では、製品本体だけでなく、組み立て、検査、印刷など、製品化の途中で必要になる治具や補助部品も設計・製作します。

製造途中で必要な治具が作れず、困っていませんか?

製品を固定したい、印刷位置を合わせたい、組み立てや検査を安定させたい。製品データや現物を生かして、必要な治具からご相談いただけます。

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