納期まで2か月。ソーラーカーのミニカー5,000個を製品化

納期まで2か月。5,000個を届けるために、作り方から考える。

実在するソーラーカーのミニカーを、大会前夜のレセプションで配りたい。予算、成形、印刷、追加のシールまで、工程ごとの課題を解決し、アブダビへの希望納期に間に合わせた事例です。

当初は納期まで4か月ありましたが、数量や再塗装、製作期間を理由に断られ続けたと伺いました。藤川樹脂へご相談いただいた時点では、残り約2か月。必要な数は5,000個でした。

5,000個を、予算に合う作り方へ

最初に3Dプリンターでの製作を提案しましたが、ご予算に合いませんでした。5,000個なら金型を作って成形する方法を検討できる一方、元の形状のままでは厚肉で、費用も抑えられません。

そこで、車体を上下に分けて内部を空洞にする構造を提案。お客様の了承を得て設計し、3Dプリンターの試作品で確認してから、直彫りによる金型製作へ進めました。

印刷できる形と、短納期の治具を考える

印刷会社との検討で、運転席のドームが印刷の妨げになると分かりました。急きょドームを別部品にし、裏から差し込んで接着する3部品構成へ変更しました。

白・黒・オレンジの印刷を3工程で正確に重ねるには、部品を固定する治具も必要でした。しかし、通常の製作では半月以上かかるとのこと。藤川樹脂から3Dプリンターでの治具製作を提案し、採用いただくことで印刷工程を前へ進めました。

正月の追加依頼にも、水転写シールで対応

年明けには「後から貼れるシールもほしい」と追加のご依頼がありました。費用と自由度を考え、水転写シールを提案。正月休み中にシートを手配し、休み明けに裁断して、こちらも希望納期に間に合わせました。

設計から組立まで、納期につなぐ

完成したソーラーカーのノベルティ用ミニカー
完成したミニカー
金型製作前に形状を確認した3Dプリンター製ミニカー試作品
3Dプリンターによる試作
ミニカーの量産に使用した金型
量産に使用した金型
ミニカーを印刷時に固定するための3Dプリンター製治具
短納期で製作した印刷用治具

形状の見直し、試作、金型、成形、印刷、組立をつなぎ、期限内の納品を完了しました。決められた方法に固執せず、数量・予算・残された時間に合わせて、実行できる方法を組み立てた案件です。

予算と納期の間で、行き詰まっていませんか?

必要な数量、希望する納期、今ある資料をお聞かせください。
構造や工程を見直し、進められる方法を一緒に考えます。

困っていることを相談する

具体的な技術検討・設計・試作は有料です。対応範囲と費用をご案内し、ご同意いただいてから開始します。お問い合わせの送信だけで料金が発生することはありません。